自分を愛する、そこからはじめよう。

 

 

ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています

 

 

 

 

 

「この４つの言葉を唱えるといいですよ」と教えてもらったのは５年くらい前のことです。当時の私は「ふ～ん」と思うくらいで深く考えませんでした。それからも数度、この言葉を目にするのですがそのことに意味を感じることはありませんでした。
それが、この春、自分にとって最も大切な言葉のひとつになりました。

ご存知の方も多いと思いますが「ホ・オポノポノ」というハワイに伝わる癒しの秘法です。詳しいことを知っているわけではないので、これ以上の説明は書きません（書けません）。ただ、この春、再びこの言葉と出あった時に「この（言葉との）出あいに意味があるのではないか」と、ふと感じたのです。
この言葉に再び出あわせてくれた人は『病気になってからずっとがんばってきた自分のからだにありがとうと感謝したことがありますか？無茶をさせてきた自分のからだにごめんなさいと、許してくださいと、今もあなたを支えているからだに愛していますと言ったことはありますか？』と私に言いました。

 

 

 

 

 

数日間、これまでの自分を振り返ってみました。
自分の生きてきた時間の大半を占めるクローン病との闘病生活。痛みに耐え、苦しみに耐え、悲しみに耐え、私が立ちあがろうとするたびに無茶をさせてきた自分自身がそこにいました。どんな時も我慢をさせてきた自分自身がそこにいました。

 

 

 

 

ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています

 

 

 

 

ある朝、がんばってきた自分のお腹に手をあてて、この言葉を数回唱えてみました。

 

 

 

思わず涙が溢れてきました。
自分の奥底からあふれ出てくる、そんな感じです。
自分の思考とは違う何かが動いているような気がしました。自分自身が気づこうとしなかった本当の悲しみや苦しみが表に出てきたような気がしました。どうしようと思っても涙は止まりません。

 

 

 

 

ひとしきり泣いた後、不思議にからだが軽くなりました。
そしてこの日を境に、私の体調はみるみる良くなっていきました。
７年前の３度目の手術後、２０年近く続いた腹痛から解放されたものの、ずっとどんよりしたおなかを抱えながら生きてきました。上手に伝えられませんが、私はずっと自分のおなかに支配されているような、そんな感覚で生きてきました。それがこの日を境に「軽く」なったのです。

 

 

 

 

ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています

 

 

 

 

自分を愛すること
自分を認めること
まずはここから。
私の運命は変化し始めました。

 

 

 

 

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